「エンドオブライフ・ケア協会援助者養成基礎講座」に参加しました
こんにちは、訪問看護ステーションひなたです。
今回は、豊田加茂医師会館で行われた「エンドオブライフ・ケア協会主催 援助者養成基礎講座」に参加した様子をお伝えします。
当日は、5人の看護師が講座に参加しました。この研修では、事前に約4時間のe-Learning学習を行い、看取りの時期を迎えた方と、その周囲のご家族、そして私たち支援者が穏やかに過ごすためにはどうすればよいかを学ぶ内容となっていました。
ここで、参加した小高看護師の感想を紹介いたします。
《10/19 ELC基礎講座の感想》
『自分が知りたいことだけを聞いていませんか?』
わたしが一番腑に落ちた小澤先生の言葉です。
今までわたしが利用者さんと話をする時に感じていた違和感。それは、相手の話を聞いてあげたい、でも、私の知りたい情報も聞きたいという、もどかしさだったと気づきました。
『相手のことを知りたいと思った時に大切なことは、相手に自分のことをわかってもらえる人だと思ってもらうこと』
小澤先生のこの言葉は、わたしが今後利用者さんと関わる上で大切にしたいテーマです。
わたしの『相手を知りたい』という思いが一方通行にならないように、利用者さんの話を聴くことに努めたいと思います。
終末期を迎える方々への支援は、非常に繊細で、そして大きな意味を持つものです。私たちはそのひとときを、少しでも穏やかに過ごしていただけるよう、学びを重ねながら日々のケアに活かしていきたいと考えています。
今後もこうした研修や学びの場を大切にし、利用者さま、ご家族、そして地域の皆さまにとって心強い存在であり続けられるよう努めてまいります。




