ハラスメント講習に参加しました 〜安心して働ける環境づくりのために〜
こんにちは、訪問看護ステーションひなたの鈴木です。
先日、当ステーションから5名のスタッフで「ハラスメント講習」に参加してきました。
「〇〇ハラスメント」という言葉をよく耳にするようになりましたが、今回の講習では、暴言や暴力だけでなく、「カスタマーハラスメント」についても学ぶ内容でした。講習の中では、事例をもとにしたグループワークやロールプレイングも行い、多職種の方々と意見を交わしながら、実際に現場で起こっている課題やその対処法について理解を深めることができました。
講師の方のお話の中で特に印象的だったのは、「暴力やハラスメントをしたという客観的事実」に目を向けることの大切さについてです。
利用者様にどんな理由や疾患があったとしても、暴力は犯罪であり、暴力を受けたスタッフは「被害者」であるという考え方です。
しかし、訪問看護師は特に使命感を持って仕事をしている方が多く、
「私の関わり方が悪かったのでは…」
「利用者様にも理由があるし…」
と、自分を責めてしまう傾向があるということも学びました。
スタッフが自責の念に追い込まれないようにサポートすること、そしてハラスメントを受けない環境づくりや、万が一受けたときの対処法を整えておくことは、管理者としての大切な役割だと改めて感じました。
また、一次被害だけでなく、対応の中で起こりうる「二次被害」を防ぐ体制も含めて、ステーション全体で徹底していきたいと強く思いました。
安心して働ける環境があってこそ、より良い看護が提供できる――その思いを胸に、これからもスタッフ一人ひとりが安心して働ける職場づくりに取り組んでまいります。
今回は、参加メンバーの一人である原田の感想も紹介させていただきます。
「ハラスメントの事例が多々あることを知りました。
薬物混入により看護師に暴力を振るわれた事件が過去にあったという話を聞き、私自身も『これは他人事ではない』と背筋がゾッとしました。
ハラスメントの中でも、暴言を言われたり暴力を受けたりすることは、精神的に一番つらいのではないかと思います。でも、そこには何か理由があるのかもしれないとも感じています。
講習の中で、“暴言に対しては15分間しっかり話を聞いてみる”という対応策の一つを教えていただきました。実際にその場で試すのは難しいこともありますが、こうした対応策について、ステーション内で利用者様の情報共有をしっかり行いながら、ハラスメント対策を話し合っていく必要性を改めて感じました。
使命感を持ち、利用者様に真摯に向き合う職員と一緒に働ける環境を守っていけるよう、これからも努力してまいります。」
訪問看護の現場は、利用者様との距離がとても近い分、心を砕く場面も少なくありません。だからこそ、スタッフ自身が安心して働けることが、何よりも大切だと感じています。
これからも訪問看護ステーションひなたでは、スタッフの声を大切にしながら、より良い職場環境と看護の質を両立できるよう努めてまいります。
どうぞ、今後とも温かく見守っていただければ幸いです。


