家に帰る喜びがもたらした素敵な変化

こんにちは、訪問看護ステーションひなたです。

今回は、病気の悪化により入院されていた利用者さんの心温まるエピソードをご紹介します。

ご本人さんは入院中、「家に帰ってお風呂に入りたい」という強い思いを持っておられました。ご家族さんもその思いをしっかり受け止められ、一時帰宅の計画が立てられました。その日が決まると、ご本人さんはあまり食事が摂れず、ベッドで過ごす日々が続いていたのですが、少しずつ回復の兆しを見せ始めました。

一時帰宅の計画が立つと、なんと治療の効果もあったのか、食事摂取量が増え、動けるようになられたのです。そして、ついにご自宅に帰られる日がやってきました。

自宅に戻ると、ご本人さんは驚くほど元気になられました。食事もたくさん摂られ、動きも活発になり、そして念願のお風呂にも入られました。入浴後のお顔はふっくらと素敵な表情を見せておられ、まるで別人のようでした。

この一時帰宅が、ご本人さんの回復に大きな力を与えたことは間違いありません。一時的に病院に戻られますが、またご自宅に戻られることを心待ちにしております。そして、再び元気な姿を見せていただける日を楽しみにしています。

※写真掲載は許可をいただいております