自立への第一歩:福祉用具を使った外出支援の試み

こんにちは!訪問看護ステーションひなたです。

今回は、長い距離を歩くことが難しくなってしまった利用者さんのエピソードをご紹介します。

下肢の筋力低下により、1人で外出することにためらいを感じている利用者さんは、これまで家族の支援を受けて受診されていました。しかし、家族に迷惑をかけずに自分で受診したいという強い思いを抱えていらっしゃいました。

その思いを受けて、外出時用の福祉用具をレンタルすることにしました。しかし、初めての福祉用具に対する不安もあり、なかなか使いこなせずにいました。そこで、私たち看護師がサポートに入り、一緒に練習することにしました。

利用者さんは、看護師と一緒に外出することで、操作方法や注意点を実践的に学びました。その結果、自信を持って福祉用具を使いこなせるようになり、自分で受診することへの自信がつきました。

もちろん、まだ一部不安な点も残っています。引き続き看護師と一緒に練習を重ねることで、不安を払拭できればと思います。

私たち訪問看護ステーションひなたは、利用者さんの自立を支援するために、これからも全力でサポートしていきます。利用者さんの「自分でできる」という自信を大切にし、その思いに寄り添いながら、一歩一歩進んでいけるように支援してまいります。

今回の取り組みを通じて、利用者さんが少しでも安心して外出できるようになることを心から願っています。そして、これからも利用者さんと共に、より良い生活を目指して努力していきたいと思います。

※写真掲載は許可をいただいております