在宅看取りを振り返って 〜メモリアルカンファレンスの実施〜
こんにちは、訪問看護ステーションひなたです。
3月、私たちは昨年度にご自宅でお看取りをされた利用者さまのケアを振り返る「メモリアルカンファレンス」を実施しました。これは、ご本人やご家族への支援が適切だったかを見直し、今後の訪問看護に活かすための大切な時間です。
会では、苦痛の緩和が十分にできていたか、ご家族の不安に寄り添えていたか、医師や他職種との連携がうまく機能していたかを一つひとつ確認しました。また、看護師としての関わりを見つめ直し、良かった点や今後の課題についても話し合いました。
さらに、看取りに関わる中で抱いた感情や、看護師自身の心のケアについても共有しました。看取りの場面では、感情が揺さぶられることも多く、自分自身の心の健康を守ることの大切さも再認識しました。
この振り返りを通して、私たちは改めて「人の最期に関わる」という看護の本質を見つめ直すことができました。今後も、ご本人とご家族にとって安心できる時間を提供できるよう、日々のケアに活かしてまいります。
