自宅で家族と過ごしたい
こんにちは、訪問看護ステーションひなたです。
今回は、突然の病状悪化により入院を余儀なくされた利用者さまのエピソードをご紹介します。
入院中、ご本人さまは「早く家に帰りたい」「家族と一緒に過ごしたい」というお気持ちがとても強く、退院の日を心待ちにされていました。そしてついにその日が訪れ、ご自宅に戻られたときのご様子を少しだけお伝えします。
退院当日、ご家族の皆さまは、利用者さまが戻られることを心待ちにしていらっしゃいました。素敵な花束が用意され、温かな雰囲気が漂っていました。ご自宅に到着された瞬間、ご本人さまはほっとした表情で「帰ってこれた」と安堵の言葉をつぶやかれました。その言葉には、ご自宅という空間が持つ安心感と、ご家族の存在が与える温かな支えが感じられました。
ご退院後の生活は、入院前と比べてご家族の介護負担が少し増える形となりましたが、ご本人さまとご家族が安心して過ごせるよう、訪問看護としてできる限りのサポートを行っています。
退院後、ご家族との団らんのひとときを楽しんでいらっしゃるご様子を見ると、訪問看護としての役割を改めて実感します。「病院ではなく自宅で過ごしたい」という願いを叶えるためには、私たちがしっかりと支え、寄り添うことが大切だと心を引き締める思いです。
これからも、利用者さまとご家族が安心して過ごせる日々を支え、喜びを共有できる存在であり続けたいと思います。どんな些細なことでも、気軽に私たちにご相談ください。一緒により良い生活を作り上げていきましょう。