看護大学生の総合実習
こんにちは!訪問看護ステーションひなたです。
今回は、看護大学生の統合実習についてお話ししたいと思います。統合実習は、看護学生にとって学びの集大成ともいえる大切な実習で、それぞれが希望する分野で学びを深める機会となります。今回、ひなたには2名の学生が実習先として訪問看護を選び、来てくれました。
学生たちは、各自が興味を持つ学習課題を設定し、それをもとに実習に取り組みました。彼らは訪問看護の現場で貴重な経験を積み、設定した課題以上の学びを得ることができたようです。
実習中、学生たちは訪問先で実際に利用者様やご家族とのコミュニケーションの取り方を学び、在宅ケアの大切さを肌で感じました。また、訪問看護ならではの個別ケアの難しさや楽しさ、そして責任感を持ちながら実践していました。彼らは訪問看護における「一人ひとりの生活に寄り添う看護」の重要性をしっかりと理解し、現場での対応力や柔軟性を高めることができたと思います。
たとえば、利用者様との歩行訓練では、利用者様が緊張され、あまり会話ができない場面がありました。しかし、この経験を通して学生たちは、相手の状況に応じたコミュニケーション方法を学ぶことができました。言葉が少なくても、寄り添いながら信頼関係を築く大切さを感じたようです。
今回の実習を通じて、2人の学生は訪問看護ならではの学びを多く得ることができたようです。今後は、卒業論文や国家試験という大きな山場が待っていますが、今回の経験がきっと役立つことでしょう。そして、来年4月には、希望する医療機関で素晴らしい看護師さんとして羽ばたいていかれることを、私たちも心から願っています。
最後に、今回の実習で学生の学びにご協力いただいた利用者様に、心より感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力があってこそ、学生たちがこのように貴重な体験を積むことができました。これからも地域の皆様と共に、学び、成長していけるステーションを目指してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。