スタッフBCP研修会

こんにちは、訪問看護ステーションひなたです。

訪問看護スタッフとしての私たちの責任は、日々の看護業務だけに留まりません。
災害時においても、迅速かつ効果的に対応できる能力が求められます。この重要性を踏まえ、「BCP研修」を行いました。
この研修は、災害時の自助、共助、互助を含めた行動計画に基づいて、各自の動きと情報共有の方法を学ぶことを目的としています。

研修では、発災時に1人でも多くの命を守るための行動を具体的に身につけることを目指しました。
今回は紙上での訓練を通じて、職員一人ひとりが緊急時にどのように行動すべきかを具体的に検討しました。
参加した職員は、個人として、また組織の一員としての役割について考える良い機会となったと感じています。

特に、研修を受けた職員からは、「BCP研修を通じて、発災時の具体的な流れを知ることができ、今後の準備に役立った」との声が聞かれました。
しかし、座学だけでは実際の状況を完全に理解するには限界があるため、今後はシミュレーションを含むより実践的な研修を行う計画です。
これにより、職員がどこに何が置いてあり、実際にどう動くかを把握し、いざという時に即座に対応できるようにすることを目指します。

この研修の終わりには、職員間の懇親会も行い、チームとしての結束を深める貴重な時間となりました。
今後も訓練は定期的に行い、災害時に的確な行動が身につけられるよう努めてまいります。
訪問看護の現場での経験と研修を通じて培った知識を活かし、常に利用者様の安全と健康を最優先に考えた対応を心がけていきます。