排泄ケア技術講習会に参加して(続編)

訪問看護ステーションひなたの松下です。

先日、エコーを用いた排泄ケア技術講習会に関してお伝えしましたが、その続報をお届けいたします。

令和6年2月10日、豊田地域医療センター・育成センターにて開催された「エコーを用いた排泄ケア技術講習会・客観的臨床技術評価(OSCE)」に挑戦しました。

1月の講習会で得た知識を基に、実際の試験に向けて試験当日まで3回、試験を受けるメンバーと共に育成センターの演習室を借りて自主練習を行いました。
この自主練習では、育成センターのドクター、センター長、そして排泄ケア中級コースを修了した医療センターのスタッフからの協力や指導を受け、非常に充実した内容でした。

試験当日は、これまでの練習の成果を試すと共に、大きな緊張も伴いました。
特に、上行・下行結腸の画像抽出には苦労しましたが、なんとか一連の流れをこなすことができました。
そして、その努力が実り、試験に合格し、修了証を受け取ることができました。

この経験を通じて、エコーを用いた排泄ケア技術の重要性と、その技術習得に向けた自己研鑽の大切さを改めて感じました。
今後は、この講習会で学んだ知識と技術を活かし、さらに症例を重ね、正確な画像の抽出・評価が行えるよう努めていきます。

看護師としてのスキルアップは、私たちが患者様に提供できるケアの質を高めることに直結します。
エコー技術を用いた排泄ケアは、それを実現するための重要な手段です。
この技術を習得し、利用者様一人ひとりに最適なケアを提供できるよう、これからも継続して学んでいきたいと思います。